🔹 鹿児島・トカラ列島近海で震度5弱の地震
2025年7月2日(水)午前4時32分ごろ、鹿児島県のトカラ列島近海を震源とする地震が発生。
最大震度5弱を十島村(としまむら)で観測しました。震源の深さはおよそ30km、マグニチュードは5.0と推定されています。
【各地の震度(抜粋)】
- 震度5弱:十島村
- 震度3:奄美市
- 震度2:瀬戸内町、喜界町
- 震度1:大和村、宇検村、龍郷町、天城町
現在のところ津波の心配はないとされ、十島村役場も「被害の報告は入っていない」としています。
🧭 7月5日を前にして…SNSで広がる“予兆”の声
この地震が注目されている理由は、「7月5日に大地震が起きる」という予言が広がる中での発生だったからです。
SNSではすでに数週間前から、
たつき諒さんの予言漫画『私が見た未来 完全版』をもとにした**“7月5日大災難説”**が話題になっていました。
そして、地震が実際に起きた今──
「まさか…予言通りになるのか?」
「7月5日前に震度5弱。これは予兆じゃないの?」
「トカラ列島って“群発地震”が多い場所だよね…」
といった不安の声が一気に広がっています。
📘 たつき諒『私が見た未来 完全版』とは?
この予言の元になっているのが、漫画家・たつき諒さんが描いた作品『私が見た未来』。
もともと1999年に発刊された同作品には、
「2011年3月に大災害が起こる」という予知夢の内容が記載されており、
それが東日本大震災と一致したとして、後に話題となりました。
その後2021年に発刊された『完全版』では、
新たに「2025年7月」に未曾有の大災難が起こるという予言が掲載。
この“7月5日説”は、多くの人の関心と不安を集めることに。
🌋 トカラ列島は地震の“ホットスポット”
今回の震源地・トカラ列島近海は、かねてから群発地震が頻発するエリアとして知られています。
たとえば──
- 2021年:1か月に200回以上の有感地震
- 2023年:連続した中規模地震で気象庁が注意喚起
- 2025年7月2日:今回の震度5弱
地質学的にも、トカラ列島はユーラシアプレートとフィリピン海プレートの境界に位置しており、
地殻の歪みやプレート活動が集中しやすい場所です。
📉「前震」だったらどうする?熊本地震との類似
実際に過去の大地震では、「本震の前に前震があった」ケースも存在します。
代表的な例が、2016年の熊本地震。
- 4月14日:前震(震度6弱)
- 4月16日:本震(震度7)
このように、“数日前の中規模地震”が“本震の前触れ”だったことから、
今回のトカラ地震を「前震かもしれない」と捉える声もSNSで見られます。
🧠 気象庁・専門家の見解は?
現時点で気象庁からは、
「7月5日に地震が起こるという根拠はなく、予言とは関係がない」
との立場が示されています。
ただし、以下のような注意喚起もされています。
✅ 地震の発生後は数日間、同程度の揺れに注意
✅ 被害がない場合でも、防災意識を見直す好機
✅ 避難場所の確認・防災バッグの点検を推奨
「予言だから備える」のではなく、
「いつ起きてもおかしくない」という現実を踏まえた備えが大切です。
🧷 デマ・不安に飲まれないために
SNSでは「予言」「災難」「逃げろ」といった過激な言葉も飛び交い、
本当の情報と憶測が入り混じって拡散しています。
ですが、不安を煽る投稿や未確認情報に惑わされず、
公式の気象情報・自治体の発表を優先して行動することが重要です。
🗣一方で、SNSにはこんな冷静な意見も。
「何も起きなければそれが一番。でも備えておいて損はない」
「こういう時こそ、落ち着いて行動しよう」
「“外れてよかった”と笑える未来を目指したい」
📝 まとめ|偶然でも、備えは“無駄”ではない
- 鹿児島県・トカラ列島近海で震度5弱の地震が発生(7月2日)
- 『私が見た未来 完全版』たつき諒の“7月5日大災難説”と一致?
- 気象庁は冷静な行動を呼びかけ、「予言との関連性はない」と説明
- 不安を煽る投稿に流されず、防災の備えを見直す好機
💬**“信じるかどうか”より、“備えておくこと”の方が現実的。**
“もしも”の未来に備える時間が、いまこの瞬間にも与えられています。
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