🎬 高橋一生「今回の露伴は“拒絶する男”」
──演技プランに隠された深い変化とは?【懺悔室インタビュー】
🖋注目インタビュー|高橋一生が語る“新たな露伴像”とは?
2025年5月23日公開の映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』。
第5弾となる人気シリーズ最新作で、主演・高橋一生さんが演じる岸辺露伴がまた新たな進化を見せています。
今回の映画で描かれるのは、これまでとは一線を画す「怪異」と「露伴の変化」。
俳優としての成長、そして作品づくりの裏側に迫るインタビューから見えてきた“新しい岸辺露伴”像を、たっぷりご紹介します。
🌀 今回の怪異は「人間の心」が生み出したもの?
『岸辺露伴は動かない』シリーズといえば、
常識では説明のつかない“怪異”との対峙が魅力のひとつ。
しかし今回の『懺悔室』では、これまでと異なるアプローチが取られています。
「今回の怪異は、人間が生み出したもののように感じた」
──高橋一生(インタビューより)
これまでは“外的脅威”としての怪異にどう立ち向かうかが主軸でしたが、
今回は“内面の闇”や“罪の意識”といった、人の心の奥深くに潜む感情が怪異の源となっている。
つまり、**人間の行動や業が引き寄せた“内なる怪異”**なのです。
⚖️ 露伴の変化|「対応」から「拒絶」へ
この怪異に対する露伴の態度も、大きく変化しています。
これまでの露伴 | 今回の露伴 |
---|---|
怪異に巻き込まれても“のまれないよう”対処 | 怪異に対して“明確に拒絶”の意志を示す |
高橋さんはこう語ります。
「露伴が“拒絶する”というのは、自分の中で非常に大きな決断だった」
これまでのように冷静に観察し、巧みに切り抜けるのではなく、
自らの意志で距離を置く、関わらないという選択を取る。
これは岸辺露伴というキャラクターが、“他者とどう関わるか”というテーマに踏み込んだ証でもあります。
🎭 「書かれていないこと」を演じるリアルな露伴
高橋一生さんは、長年露伴を演じてきたからこそ、台本に書かれていない行動まで自然に出てくるようになったといいます。
「これは露伴ならこうするだろうと、自分の中に自然に浮かんでくる」
──高橋一生
これは演技の域を超え、役が俳優の一部になる瞬間ともいえるでしょう。
台本の文字に頼らず、空気感や感情の流れに沿って行動できる。
その境地に至った高橋さんだからこそ、観客は“リアルな露伴”に没入できるのです。
👥 信頼で成り立つ「自由な現場」
演技の自由を支えているのが、スタッフ陣との強固な信頼関係です。
脚本:小林靖子
監督:渡辺一貴
このコンビはシリーズ初期から露伴を支えてきた名コンビ。
「現場に入る時点で、すでに僕らが演じやすい状態に整っている」
──高橋一生
俳優が“安心して自由に動ける”環境は、実はとても貴重です。
その結果、高橋さんの演技には驚くほどの柔軟性と深さが生まれ、
作品に“静かな力強さ”を与えているのです。
🇮🇹 ベネチアロケの裏話|「現場でもニヤニヤ」
『懺悔室』のロケ地は、なんとイタリア・ベネチア。
水の都として有名なこの地での撮影は、
キャスト陣にとっても特別な思い出となったようです。
「自分の出番がなくても、現場を覗きに行ってニヤニヤしてました(笑)」
──高橋一生
普段は真面目でストイックなイメージの高橋さんですが、
こうした柔らかなエピソードが垣間見えるのも嬉しいですね✨
共演者からは「現場の空気を和ませる人」として愛されており、
チームワークの良さが作品の完成度にもつながっていることが感じられます。
📚 漫画×演技|“毎回新しい”露伴の魅力
原作は、荒木飛呂彦先生の『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ。
“岸辺露伴”という漫画家が主人公という唯一無二の作品です。
高橋一生さんは、この作品についてこう語っています。
「毎回、漫画が新しい露伴を見せてくれる」
「僕も演じるたびに“初めて知る露伴”に出会える」
シリーズが続くことで、演技も“熟していく”一方で、
原作が常に刺激を与えてくれる存在であることがわかります。
演じる側も、観る側も“進化し続けるキャラクター”に引き込まれているのです。
🔍 高橋一生プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
生年月日 | 1980年12月9日(44歳) |
出身地 | 東京都 |
所属事務所 | 舞プロモーション |
代表作 | 『カルテット』『凪のお暇』『岸辺露伴は動かない』ほか |
🎖 10代から子役として活動し、30代で一気にブレイク。
演技派としての信頼度は非常に高く、
舞台・映画・ドラマと幅広いジャンルで活躍を続けています。
🎥 まとめ|“拒絶する露伴”が拓く新境地
映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、
怪異を「拒絶する」という新たな露伴の側面を描いた、シリーズの転換点とも言える作品です。
✔️ “心の闇”という新たな怪異
✔️ “台本にない”演技で深めるリアリティ
✔️ 信頼された現場でこそ出せる表現力
こうした要素が合わさることで、
これまで以上に“人間・岸辺露伴”の内面に迫った作品に仕上がっています。
2025年5月、劇場スクリーンで――
**新たな“露伴の世界”**に、ぜひ足を踏み入れてみてください。
🔗関連記事リンク(クリックで各記事へ飛べます)
👉 高橋一生「今回の露伴は“拒絶する男”」演技プランに隠された深い変化とは?【懺悔室インタビュー】
👉 『岸辺露伴は動かない』シリーズ初心者ガイド|どこから観るべき?映画『懺悔室』前に知っておきたい基礎知識【2025年版】